最近SNSでよく見かけるThe Moneytizer.
広告収入を検討されている方に担当者から直接メールが来ることもありますが
申し込みを直接することもできます。
しかし海外の会社というだけあって導入している人も少ない状況です。
今回はThe Moneytizerについて調べたことをまとめました。
- The Moneytizerへの登録
- 申請に合格
- ads.txtの設置
- The Moneytizerプラグインから広告設置
- 報酬の受け取り
TheMoneytizerってどんな会社?
The Moneytizer(ザ・マネタイザー)とは、
2014年からパリで運営されている
2022年1月に日本向けのサービスを開始した比較的新しい広告サービスとなります。
下記拠点および52か国で展開されているグローバルな会社です。
- パリ(フランス)
- ニューヨーク(アメリカ)
- リオデジャネイロ(ブラジル)
- ミラノ(イタリア)
- ミラノ(イタリア)
- ミュヘン(ドイツ)
そのため、ページは日本語対応していないものも多く見かけます。
無料でサービスを開始でき、専用のプラグインからタグ取得ができるのが非常に魅力です。
広告の表示方法は14種類
The Moneytizerには広告表示方法が14種類とかなり多いのが特徴的です。
サイトの雰囲気や見た目に合わせて
カスタマイズできるのが良いですね。
考え方としては基本的にはアドセンスのバナー広告と同じです。
提携されている広告企業は50以上で、
日本で親しまれているYahoo!やタブーラなども入っています。
運用型広告でこれらのSSPパートナーがオークション形式で広告枠を買い取る方式です。
怪しいと言われている理由は?
怪しい理由その1:公式サイト以外に飛ぶと日本語が少なくなる
案内メールや広告導入を検討中に公式サイトを見てみると、
ところどころ英語やフランス語になっている個所が多くあります。
メールをもらった方は担当者に問い合わせると
詳しく教えてくれます
そのため内容がわからず怪しさが増しますが、
順次日本語への対応ページや箇所を増やしていくという方向性だそうです。
海外のページで検索すると「The Moneytizer VS Adsense」という表示も出てくるくらい
収益性が高く注目されている広告会社となります。
怪しい理由その2:担当者から直接メールが来るから
The Moneytizerは担当者から直接オファーが来る場合が多く、
Adsenseやそのほかの広告と違って申請して合格するパターンではありません。
そのため、向こうからおいしい話をしてくるなんて危険な香り・・・!と
思ってしまいがちです。
心配な人は担当者と話しながら方向性などのすり合わせをしていくと良いでしょう。
私は心配な点を担当者の方に質問をメールで送ると、
1つ1つ実例を交えて答えてくださいました
向こうからのオファーだけかと思いきや、
The Moneytizerは自分で申請することも可能です。
申請の方法はこちらです
怪しい理由その3:収益がドルかユーロ
The Moneytizerでは「円」という表示が一切出ず、
なじみのないドルやユーロの受け取りであるため不安に思うユーザーもいるようです。
個人情報を明らかにするのが怖い方はPayPalでの受け取りも可能です。
The Moneytizerは収益を受け取る際は日本のユーザーは以下の2つで受取可能です。
①銀行振り込み(国際送金)→ドルかユーロの受け取り
②PayPal受取→ユーロの受け取り
PayPalの方が為替レートが良く、受け取り手数料がより安いことを説明されます。
事情が許せばはPayPalのご利用がオススメです。
収益目安は1000回の広告表示(PVではない)で約0.4ドル程度(55円位)です。
実際に使った感想
良かった点:収益性のアップ
私の場合はPVは安定して50万~100万PVあったにも関わらず
AdsenseのRPM(1000クリックあたりの収益)が低く、
他の広告で補うことができないかと悩んでいました。
The Moneytizerのインプレッション広告導入して、Adsenseの収益は大きく変化せず
(RPMも変わらず・・・)
インプレッション広告であるためクリック要素があまり関係なかったのか
Adsenseの収益も保ちつつ+で収益が出たことは大きかったです。
一般的に他社広告を挿入する場合、
他社広告の収益が上がるとAdsenseの収益が落ちる傾向にあります
また、PVがあれば配置場所を工夫することで必然的にインプレッションは得ることができるので
私のサイトとは相性が良かったのではないかと思います。
悪かった点:広告配置が「思ってたんと違う」現象
ちらほらTwitterでも見かける現象ではありますが、
思っていた位置に広告が表示されない現象が起きます。
私の場合は下記の現象が起きており様々な広告を試しながら今に至ります。
- 真ん中に表示される
- 他社広告と被る
- 文章が読みにくくなるほどの割合になっている
不適切な広告や場所は、
すぐに対応してくれるためスクショを撮っておきましょう
Twitterなどでもそのような声は聞かれていますが
公式アカウントからも返信がこのように来ており
すぐに対応しますので担当者から連絡させます!
何かトラブルがあっても安心して継続できるのではないかなと思いました。
悪かった点:ユーロやドルわからない問題
こちらはインボイス発行日から60日後に支払いが行われます。
為替は常に変化しており、
Adsenseのように収益が8000円ならそのまま次月支払時に8000円もらえるわけではありません。
今円安が好調なのでドルで一喜一憂してしまいますが、
60日後のユーロとドルの市場が読めずちょっと不安になることも。
また、PayPalでないとやや収益が下がるということでユーロでしか選択肢がありません。
銀行振り込みを選択したらドルは選べるけど
振り込まれる収益はやや落ちると説明されました
しかし収益性が確実に上がったことで、
私は広告導入後にそのまま継続することを決めて今4か月が経過しています。
今後も様子をみていこうと思っていますので、
情報に追加があり次第記事を更新していきます。
まとめ
The Moneytizerが怪しいと言われる理由と、
広告に関しての説明まとめでした。
怪しい理由は「わからないから」に尽きるかと思います。
新しいサービスでなじみがないですが、
Adsenseと一緒に併用できて広告の自由度が高いため
今後注目される広告ですね。
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