本日は海外旅行の際に現地で運転する人がスムーズに車に乗れる記事をお送りします!
国際免許なしで運転できる国もありますよ!
- 外国で運転するには「国際運転免許証」と「国外運転免許証」の2種類がある
- 旅行者は「国際運転免許証」を取得する
- ハワイ・グアムでは日本の免許証でOK(例外あり)
- 現地に行く前にネット予約しておくとすこぶる便利
「国際運転免許証」があれば海外でも車が乗れる!
国際運転免許証は、外国で車を運転するため免許証です。
日本の運転免許証を持っている人は、各公安委員会が発行する国際免許証を取得して
海外で自動車等を運転することができます。
効力は発行から1年間です。
ただし1年間の間に日本の免許証が失効すれば、その時点で国際免許証も失効します。
国際免許証が必要な国
日本で発行された国際免許証は、道路交通に関する条約(1949年9月19日ジュネーヴ条約)に加盟している下記の国々で有効です。
ヨーロッパ
- アイスランド
- アイルランド
- アルバニア
- 英国
- イタリア
- オーストリア
- オランダ
- ギリシャ
- サンマリノ
- スウェーデン
- スペイン
- スロバキア
- セルビア
- チェコ
- デンマーク
- ノルウェー
- バチカン
- ハンガリー
- フィンランド
- フランス
- ブルガリア
- ベルギー
- ポーランド
- ポルトガル
- マルタ
- モナコ
- モンテネグロ
- ルクセンブルク
- ルーマニア
- ロシア
アジア
- アラブ首長国連邦
- イスラエル
- インド
- 韓国
- カンボジア
- キプロス
- キルギス
- グルジア
- シリア
- シンガポール
- スリランカ
- タイ
- トルコ
- バングラデシュ
- フィリピン
- マレーシア
- ヨルダン
- ラオス
- レバノン
行政区域
- 香港
- マカオ
北アメリカ
- アメリカ合衆国
- カナダ
- キューバ
- グアテマラ
- ジャマイカ
- ドミニカ共和国
- トリニダード・トバゴ
- ハイチ
- バルバドス
南アメリカ
- アルゼンチン
- エクアドル
- チリ
- パラグアイ
- ベネズエラ
- ペルー
オセアニア
- オーストラリア
- ニュージーランドフィジー
- パプアニューギニア
アフリカ
- アルジェリア民主人民共和国
- ウガンダ
- エジプト
- ガーナ
- コートジボワール
- コンゴ共和国
- コンゴ民主共和国
- シエラレオネ
- ジンバブエ
- セネガル
- 中央アフリカ
- チュニジア
- トーゴ
- ナミビア
- ナイジェリア連邦共和国
- ニジェール
- ブルキナファソ
- ベナン
- ボツワナ
- マダガスカル
- マラウイ
- マリ
- 南アフリカ
- モロッコ
- ルワンダ
- レソト
国情によっては何らかの制約がある場合もありますので、その国の日本大使館や領事館が発信する現地情報を確認しておくことをおすすめいたします。
国際運転免許証と国外運転免許証の違いは?
よく「国外運転免許証」と混同されますが、日本人旅行者は「国際運転免許証」です。
日本においては、公安委員会が発行する運転免許証を元に発行される国際運転免許証を「国外運転免許証」、外国の運転免許証を元に発行される国際運転免許証を「国際運転免許証」、外国の運転免許証に日本語の翻訳文を添付したものを「外国運転免許証」と区別し、道路交通法にて定義している。
国際免許証がなくても日本の免許証だけで乗れる国は?
日本人観光客が多いハワイ、グアム、そしてサイパン、そしてスイスでは、便宜を図るための処置で国際運転免許証なしに運転が可能となっています。
またアメリカのカリフォルニア州は、州法で規定されています。
国際運転免許証(IDP)を有効な運転免許証としておらず、居住国で発行された運転免許証が必要とされています。
つまり、国際運転免許証は免許証の翻訳にすぎないので、日本の免許証を所持していれば運転できます。
ハワイ
ハワイでは、入国後1年以内に限り,日本の有効な運転免許証があればレンタカーを借りることができます。
事故や交通違反をしてしまった場合には、警察官に国際運転免許証を提示しなければなりません。
日本人の利用者が少ない現地の小さなレンタカー会社やオアフ島以外のレンタカー会社では、国際運転免許証でなければ受け付けてくれない場合もあります。
万が一なくしてしまったときのリスクを考えると、国際運転免許証はパスポートよりも持ち歩きやすい証明書と言えるでしょう
グアム
国際免許証を持っていなくても、日本の運転免許証を持っている21才以上の方であれば、グアム到着30日以内は車の運転をすることができます。
手配は、エアポートや各ホテルにあるレンタカーデスク、またはツアーデスクで行えます。
国際免許証の申請手続き
国際運転免許証の申請手続きは、運転免許試験場や指定警察署で受け付けています。
必要なもの
- 運転免許証(有効期限内のもの) ※免停中の場合は、国際運転免許証の申請はできません。
- 写真1枚(縦5センチメートル×横4センチメートル、無帽、正面、上三分身、無背景、枠なし、申請前6か月以内に撮影したもの)
- パスポート等渡航を証明する書類
- 古い国外運転免許証(持っている場合のみ)
- 手数料 2,350円(2019年9月現在)
申請場所や手続きの詳細については、現在住んでいる都道府県のページで確認してください。
まとめ
渡航先によっては国際運転免許証とあわせて日本の免許証の提示も求められる場合があります。
国際運転免許証を取得した場合も、日本の免許証は必ず現地に持って行ってください。
- 国の情勢条件を確認後に国際免許証が必要なら申請しておく
- ハワイ・グアム・サイパン・スイスは基本的には日本の運転免許証でOK
- 地方によっては国際免許証が必要な場合もある
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