外国人の友人を持つ方は少なくないでしょう。
しかし、外国人パートナーを持つ方は少ないと思います。
友人関係だけだったらわからなかった価値観・生活習慣・仕事観・・・・
ストレスを上回る喜びや愛情表現の数々があることは承知です。
しかし、外国人パートナーと結婚した場合に、半数は離婚するデータが出ています。
外国人女性との離婚率は53.7%、外国人男性との離婚率は43.5%となり、同じ国際結婚でも離婚率に違いが見られました。
特に『日本人女性×アメリカ人男性』の組み合わせでは離婚率32.0%と、日本人同士の離婚率よりも低い結果になっています。
離婚弁護士ナビより
ヒィィィィ!
離婚まで行かなくとも、事実婚・結婚しなくてもパートナーというカップルは多いと思いますので文化の違いによるすれ違いは避けたいですね。
ここでは、皆さんだれしも経験したことがある文化の違い5選をご紹介します。
ストレス分解を行うと、どの時点で自分はストレスなのかがわかります。
自分の気持ちに引っかかった場所を詳しく見つめ直してみましょう。
1.何もかも言葉に出さないと伝わらない
日本人女性×外国人男性の組み合わせに多い悩み
のようです。
外国人男性は非常に優しくてロマンチストで愛の言葉もたくさんくれます。
自分からのアプローチは超得意です。
でも相手の気持ちや状況を汲むということは基本的に行いません。
何かリクエストがあるときは相手から適した要求をしてくれるだろうという考えからです。
自己主張して当たり前の外国文化ならではですね。
ストレスを分解してみましょう。
【前提】
パートナー:基本は、自分の生活があるのが当たり前
あなた:自分は相手の生活と共に成り立つから、相手の状況を考えないといけない
【過程】
外国人パートナー:今したいことをする(TV観る、携帯触る、電話する)
あなた:今しないといけないことをする、パートナーを見てモヤる、ブチ切れる
【結果】
外国人パートナー:ワーイ ジャパニーズピーポー!
あなた:こんなに自分が色々やってるのに何で気付かないのか(怒)
と、超簡単にまとめると大体こんな感じです。
どの時点でブチ切れる傾向にあるのか、皆さんは観察していると
だいたい前提の時点で方向性が異なっていることに気付いていないようです。
あなたのことを気遣うのは残念ながらパートナーにとっては最優先ではないからです。
日本人女性が仕事帰りに、家事の段取りを命がけで考えて動き回るのはよくあるでしょう。
対して、家に帰ったら外国人パートナーがゲームをしながら動き回る日本人女性を見ながら
「ヘイ、何を怖い顔しているんだい、キスしよう」
とか言っちゃうのが外国人パートナーなのです。
「個」つまり「自分のペース」を尊重する外国人と「和」を大事にする日本人の大きな違いです。
「わかってくれるはずだ」
と期待&信用するのではなく
- 「私はこういうことをしてほしい」
- 「私はこういうことにブチ切れる」
- 「私はあなたに今日だけでなくいつも〇〇を考えて動いて欲しい」→この場合ストレートにこのタイミングではこれをして欲しいと伝えましょう
- 「私はこういうことを負担に感じているからシェアしたい」
ということを1つずつちゃ~~んと具体策を伝えましょう。
先に自分の沸点や要望を伝えておくことがポイント。
理屈を先に説明すると、その時点で喧嘩に勃発することが多くリクエストがすんなり頭に入りにくい。
日本人以外は議論が好きな国民が多いことを忘れないで。
2.加点方式の外国人と減点方式の日本人
これは、個人的にはポジティブな側面だと思っています。
外国人パートナー:〇〇という条件が揃えばなお嬉しい
あなた:〇〇でないといけない、〇〇してあたりまえ
ストレス分解を行うと、ストレッサーに対しての反応が過敏になっているのは日本人の方が強いですよね。
日本人のように父性的な側面(have to)が強いと自分にも相手にも厳しくなります。
行動は日本人母のように動き回り、考え方は日本人父のように厳しく。
当たり前が100点満点であること=自分を追い詰めて相手の居心地を悪くする
ことだということを個人的にはしっかりと学ばせていただきました。
3.宗教感覚が日常生活にどっぷり
田舎にいけば田舎にいくほど、外国人パートナーの宗教感覚は目立ちます。
例えば次のような例です。
- 宗教に即した食品(お祈り済みの肉とか)が販売されていない
- 教会が少ない
- 食べるものが違うので人と合わせづらい
- 仕事中もお祈りしないといけない(無論お祈り部屋なんて田舎にはない)
- 旅行中もお祈りしないといけない(国際空港にはお祈りの部屋があります)
- 同性愛者に対し理解が困難
- 思想が宗教と絡んで喧嘩に発展
- 出産後のおきてがある(産後1か月は布で巻いておくとか)
- 熱心な宗教家は差別主義者であることが多い
- 女性とは~を昭和かのように強制されることもある
- 子どもを巻き込むことが多いため、
- 子どもが反発しやすい
とってもとっても難しいですよ!
ど~~しても許せない側面や自分の信条と反する部分はありますか?
一生かけてお互いに理解・共用していく覚悟がないのなら早いうちに話し合いましょう。
巻き込む人が多くなったり時間を掛ければ掛けるほど別れが難しくなり、傷つくことになります。
相手を知ることは、自分の中でのストレス対策を早めに練り上げる秘訣になります。
- 1日だけではなく、3日間インドア・アウトドアで一緒に過ごしてみよう
- 相手の宗教に対して、日本人視点の理解者を作る
- 相手の宗教観に対して否定せず意見を伝える
①に関しては超大事!
デーティングだけではわからなかった側面がすぐにわかります。
できるだけ早く実施しましょう。
②は、愚痴仲間としても貴重な存在です。
実際私の友人はすぐに婚姻できない宗教のパートナーがいたため、気持ちが沈むことが多かったようです。
しかし、共有する味方を作ってからは周りから見ても心が安定しました。
自分の困った内容を解決してくれる糸口や情報を持つ頼もしい存在です。
早めに作っておきましょう。
③は、お互いの関係性にもよりますが言い方や表現によっては喧嘩になりかねません。
しかし、この際喧嘩しちゃってもいいのではないでしょうか。
パートナーが自分を理解してくれる第一歩ですよ、大事な価値観は必ず伝えましょう。
状況によっては時間が経過すれば譲歩してくれることがあります。
相手に100%合わせていたら相手へ依存した人生になります。
あなたはあなた、意見を持つことは悪いことではありません。
4.食文化の違い!こんなの食べれないよ!
どちらかというと、日本人の食文化の幅が広すぎて外国人パートナーが対応できない場合が多いようです。
ヴィーガン・ベジタリアンの方
ビーガンは肉・魚のほか、卵や乳製品・蜂蜜も含む動物性食品を一切口にしない「完全菜食主義者」のことを言います。
ジブン農業より引用
3の宗教問題とも絡んでくるのですが、日本は宗教しばりがないため本当に色々な食品が食べられます。
普通のレストランでは大体肉・魚を使った料理がないものも非常に多く用意されているためベジタリアンとの食事は比較的楽にできます。
しかしヴィーガン向けのレストランが非常に少ない。
ヴィーガンの方は日本人の感覚からすれば何も食べられないに等しいくらい食材が限られています。
旅行先でちょっとつまみ食いなど難しい側面もありますね。
外国人パートナー:生きている物を食べるなんて!→日本人:スルー
あなた:わぁ美味しそう
最初の導入からすでに違うんですよね。
私は馬刺しを食べるときに外国人の友人から悲鳴をあげられたことがあります。
はちみつ・ゼラチンもダメなヴィーガンの友人とはなかなかカフェにいけずコーヒーショップでのおしゃべりが多かったです。
宗教観と似ていますが、こちらも100%合わせる必要はありません。
あなたを作ってきた価値観や身体を否定するようなことがあれば、自尊心を傷つけないためにも少し離れましょう。
否定してくるような人ではなく、受け入れてくれる人の方が人間的に長続きしますよ。
宗教があってもダメになるパターンというのは、受け入れられず相手を否定するタイプが多いからです。
ヴィーガンやベジタリアンと過ごすための策を聞いてまいりました。
- ヴィーガンと一般の食事どちらの食材も提供するお店に行く
- 自分が作らないといけないという思い込みを捨てる
- 海外のお店にいって手抜き料理をたくさん購入
- 自分もダイエットだと思って1か月に1週間ほどヴィーガンになる
- ヴィーガンが多い国に旅行にいき、パートナー以外の食事スタイルを見て参考にする
- 完全日本食「精進料理」を食べる←意外と好評でした
無理なく、相手への尊重をしながら食事文化も共有していきたいですね。
肉は肉でもお祈り肉を食べないといけない
これは、田舎のスーパーにはなかなかありませんね。
出前一丁など、海外に日本向けの製品が出ているとお祈りしてますよーというマークが掲載されています。
https://cookbiz.jp/soken/culture/halalfood/
留学生をたくさん受け入れている大学周辺のスーパーはねらい目です!
しかし、肉が入っていなくてもエッセンスが入っていたりダシがあったりすると
ヴィーガンの方と同じで一緒で探すのに大変な思いをしますよね。
しかしながら日本に来ている外国人は、
日本にはそんなものないから日本にいる間は柔軟に対応する
という方も少なくありません。
5.仕事に関する概念
皆さんは1年に何日くらいお休みが欲しいですか?
日本は土日祝日お休み、8時間前後の就業が主ですよね。
現在状況が変化したため編集中