このページは「護られなかった者たちへ」のネタバレを含むあらすじ・口コミ・ロケ地をご紹介します。
[box03 title=”映画「護られなかった者たちへ」概要”]
公開日:2021.10.1(金)
監督:瀬々敬久
脚本:林民夫・瀬々敬久
原作:中山七里
映画キャスト:阿部寛・佐藤健・清原果耶・倍賞美津子・吉岡秀隆・林遣都・永山瑛太・緒方直人・岩松了・浪岡一喜・鶴見慎吾
主題歌:桑田佳祐「月光の聖者達」
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キャストについては詳しく役柄説明しています!
ちょっとくわしいあらすじ

画像は公式サイトより
▶現在映画未公開の為書籍中心にあらすじを記載します ーややネタバレ注意!
東日本大震災から9年後、宮城県内の都市部で全身を縛られたまま放置され餓死させられるという凄惨な連続殺人事件が発生しました。
誰もが口を揃えて「人格者」だと言う、仙台市の福祉保険事務所課長・三雲忠勝(永山瑛太)が、身体を拘束された餓死死体で発見されます。
身辺を洗っても皆口をそろえて人格者だといいます。
そのため怨恨が理由とは考えにくく、物盗りによる犯行の可能性も低く、捜査は暗礁に乗り上げます。
しかしそれから4日後、今度は宮城県議会議員の城之内猛留(緒方直人)が公園近くの森の中にある農機具小屋の中で遺体で発見されます。
城之内にも公私ともに悪い噂すら見つからなかったため再び操作は難航します。
笘篠は2人に必ず何か共通点があるはずだと考え、城之内が議員になる前は厚労省の公務員であり、三雲と城之内が塩釜福祉事務所で2年間、同じ時期に職員として働いていたことをつきとめます。
笘篠とそのパートナー・蓮田(林遣都)は、三雲の部下である円山幹子(清原果耶)に話を聞きます。
被害者たちの福祉事務所の仕事の1つであるケースワーカー業務に同行し生活保護受給者たちと接触する中で、
行政側が真っ当な対応をしていても逆恨みされていることがあることを知ります。
被害者が生活保護却下決定後に窓口担当とトラブルを起こしていた案件までたどりついた笘篠と蓮田は模範囚の利根泰久(佐藤健)が容疑者として捜査線上に浮かびあがります。
トラブルの一件に、遠島けいという人物のケースでは、遠島本人ではなく知人男性が乗り込んできたことを捜査の段階で掴みます。
三雲と城之内に怪我をさせた挙句に建物に火を放ったと知った笘篠と蓮田は、その知人男性の利根泰久(佐藤健)こそが犯人ではないかと考えます。
利根は知人を助けるために放火、傷害事件を起こしたて服役し、刑期を終えて出所したばかりの元模範囚でした。
利根と密に連絡をとっていた名簿屋の五代と接触し最後に利根が狙っている男をつきとめます。
かつて三雲と城之内の上司だった上崎岳大(吉岡秀隆)がもうすぐフィリピンから帰国することをつきとめていました。
しかし200人の捜査員が空港を張る中、現れた利根は、
「俺は上崎を護ろうとしていたんだ」という予想外の言葉を口にします。
そして、笘篠はどうしても行かせてほしいと懇願する利根を連れ、塩釜にあるかつて遠島けいが住んでいた長屋に行き、事件の真相を知ることになります。
人物相関図

佐藤健/利根泰久
刑期を終え、出所したばかりの男。
母親は高校を卒業する頃に男を作って出て行ったため、愛情を知らずに育ちました。
阿部寛/笘篠誠一郎
宮城県警察捜査第一課の刑事で利根を追います。
20年連れ添った妻と一人息子と一軒家に住んでいましたが、2011年3月の震災の津波で亡くし(死体は見つかっておらず、死亡届もまだ提出していない)からは、官舎で一人暮らし。
清原果耶/円山幹子
仙台市若葉区保健福祉センターのケースワーカー。
職務には忠実で、不正受給が疑われる場合は毅然とした態度で打ち切りを決めることもありますが、
本当は必要な状況にも関わらず恥や外聞で受給をしぶる者にはなんとか保護を受けさせようと躍起になる場面もあります。
林遣都/蓮田智彦
宮城県警察捜査第一課の刑事。
捜査一課に配属されて2年目の笘篠のパートナー。。既婚者で官舎に住んでおり、幼稚園に通う長男がいます。
永山瑛太/三雲忠勝
仙台市若葉区保健福祉センター課長。事件の第一被害者。
生活保護法に熟知し、実務にも長け、専門知識と業務に明るい人間で生き字引のような男。
慎重な性格で、度が過ぎるほどのお人好し。
緒形直人/城之内猛
杜浦市福祉保健事務所の元所長。事件の第二被害者。
政治家には珍しく黒い噂が皆無で、後輩議員にも尊敬する者が多い人物。青葉区庚申町の瀟洒な一軒家に住み、妻の美佐(みさ)とは結婚して30年以上経つが、プライベートでも一度も浮いた話がなく、仕事仲間からは一穴主義と陰口を叩かれるほどの堅物です。
岩松了/楢崎肇
仙台市若葉区保健福祉センターの所長。円山幹子の上司。
三雲とは一緒に働いて2年だが、「あれほど思いやりのある人間に会ったことがない」と、三雲の人間性を大絶賛しています。
波岡一喜/鈴木将
震災で母親を亡くした少女・カンちゃん(石井心咲)の伯父。
奥貫薫/笘篠紀子
笘篠誠一郎の亡き妻。
井之脇海/菅野健
仙台市若葉区保健福祉センターで働く。
吉岡秀隆/上崎岳大
国会議員。所長を退任後は天下りで小さな団体の名誉職をつとめ、「宮城セレブリティ倶楽部」という団体に所属。
買春ツアーなどをあっせんしていました。
倍賞美津子/遠島けい
利根が震災後の避難所で出会う女性。
80を過ぎていると思われる老婆。息子夫婦がいましたが、車の事故で孫と一緒に亡くなります。
期間ではなかったため年金はもらえず、貯金を切り崩す切り詰めた生活をしているが、楽天的なのか逞しいのか、いつも気力で満ちています。
須藤にお礼参りをされ、気を失い倒れた利根を助け、家に連れて帰り、ご飯を食べさせます。
護られなかった者たちへ芸能人たちのレビュー
▶現在映画未公開(2021.9)のため著名人のインタビュー・書籍レビューになります
魂が、泣く。10年⽬の殺⼈ー罪を犯してまで、護りたかったものとは。
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梅沢富雄(俳優)
これは・・・すごい作品を見てしまった
護るべきものはなんなのか、本当に護られるべきものはなんなのか
善と悪の境界線は?
そして真の意味での犯人は一体誰なのか
震災から10年たった今だからこそ見るべき作品だ
とにかく不正受給してる奴ら、強制だ!すぐに見ろ!全員見ろ!
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尾木直樹(尾木ママ)教育評論家
東日本大震災から10年目の殺人。生活保護への偏見、権利意識の弱さ、政治や福祉の限界を突きつけられる。
護りたかった「人間愛」に私の魂は涙に咽んだ。
やっぱり人間は独りじゃない。
繋がり合って生きているんだ!
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松田丈志(スポーツジャーナリスト)
切なさに涙しました!
“あなたは決して一人ぼっちではない。
勇気を持って声を上げて!”
心の繋がり、助け合いとは何なのか。
誰かが声を上げた時に耳を傾けられる自分でありたい!
我々の社会に何が本当に必要なのかを問う作品です。
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土屋アンナ(モデル)
人の感情の強さ、切なさがこの作品には溢れかえっている。
この作品を見て感じた事はただ一つ。
人生誰もが苦しみにぶち当たる…
でもその苦しみから乗り越えられる方法は人を愛する素直な気持ちと愛されていると信じる気持ち。
そして震災を体験した方々には多くの私たちには計り知れない思いがあるという事実
それも気づかせてくれる作品である事は間違いない。
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菅野美穂(女優)
魂で、泣いた。
瀬々監督が震災後の東北が舞台の作品に取り組まれる事を知り、完成が気になっていました。
震災の後も私たちは変化の中を生きてゆくのですが、長い目で見ると常に変化の中を、人と人とで乗り越えてきたし、これからもそうしてゆくのだと改めて感じさせてくれる映画でした。
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坂上忍(俳優)
瀬々監督の作品は…。
いや、瀬々組の映画は作品そのものが主役だから、
腹の底にズシッと響いて来る。
撮影も、照明も、美術も、車両部さえも…。
同じ方向を向いて、地道に1カットずつ紡いでいる。
だから役者も、誰が主役かなんて関係ない。
チョイ役でもいいから、瀬々組で仕事がしたい。
彼等の目を見れば、それがヒシヒシと伝わって来るから。
「映画」を護り続ける本物の映画人達が作り上げた…『護られなかった者たちへ』。
安っぽい褒め言葉を並べ立てることだけは、やめておきましょう。
とにかく、観てください。
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江上敬子(ニッチェ)お笑い芸人
心が揺さぶられ、色んな涙が出ました。悲しい涙、温かい涙、そして真実を知った時の辛くて悔しい涙。
日本の生活保護の厳しい現実から『目を背けるな』と言われているような気がした。
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一般人の書籍レビュー・口コミ ネタバレ含む
[chat face=”aa7717fee0dfac1b4547aa682be670d8.png” name=”わたし” align=”left” border=”black” bg=”gray”] このコピーに2度泣きます。血のつながらない人々の愛。
そして、防ぐことができない老いとそれを支える人の人生の岐路。
難しい問題に真正面から向き合おうとする少年たちの泥臭さが
泣けます。
ものすごく演技派の俳優さん達を選んでくださってありがとうございます。
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[chat face=”woman1″ name=”女性の口コミ” align=”left” border=”red” bg=”red”]書籍を見た後にこのトレーラー見てまた泣けます。泣いてばっかり。[/chat]
[chat face=”man1″ name=”男性の口コミ” align=”left” border=”blue” bg=”blue”]主人公の利根が初めて人に触れた瞬間だろうか・・・涙が止まらなくなって。
ここでの暮らしがまぼろしで無く長く続きますように、と願いつつ。
作者のひとりひとりの人間描写はあまりに深く淡々とし、読みながら
平和であるこの国の矛盾と大きな積み残したものへの怒りも感じていました。
良い本を読ませていただいたと著者に感謝です。[/chat]
[chat face=”woman2″ name=”女性の口コミ” align=”left” border=”red” bg=”red”]
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[chat face=”man3″ name=”男性の口コミ” align=”left” border=”blue” bg=”blue”]あまりに切なくて身につまされて涙が出てしまいました。
結末はどんでん返しからの更にどんでん返し。
ここは驚きましたが、むしろそこはちょっと作為的な感じがしてしまって、なくても良かったかもしれません。
もっと世の不条理を、もっともっと描いて主人公に叫ばせて、読者にこれでもかと考えさせても良かったかもしれない。[/chat]
ロケ地は宮城県5か所で撮影されていた
宮城県内の5市1町
- 仙台市
- 気仙沼市
- 石巻市
- 塩竈市
- 富谷市
- 川崎町
原作の舞台と同様に宮城県内で2020年6月~7月にかけて撮影が行われました。
緊急事態宣言による撮影延期を経て、ようやくクランクインできた本作。
各キャストのインタビューでは、制作中止の危機を乗り越えました。
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佐藤健
「大切な人がいるっていうこと、そんなことを思うきっかけとなる映画になっているんじゃないかと思います」
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阿部寛
「心というものがこの作品に表れてくる」
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本作品への期待が高まります。
私もイチオシ、今年一番面白かった書籍であり人間のつながりの深さを感じずにはいられない作品です。
ぜひ本作を観ていただきたいと思います。

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